JOY(ジョイ・イングリッシュ・アカデミー)

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帯広コネクション

日本の英語界で囁かれていることがあります。それが「帯広コネクション」です。これは「東京など本州からの人が帯広で出会い、それを切っ掛けに人間関係を深めて行く」という現象をさしています。そんな帯広コネクションから、また新しい本が6月上旬に発売されることになりました!
書名は『大人の自己演出養成講座』、発行はアイビーシーパブリッシング、著者は福島範晶(ふくしま・のりあき)。福島さんの名前を覚えている人も多いと思います。昨年の英語EXPOにゲスト講師として参加しました。「翻訳で英語力をアップしよう!」「リーディングからスピーキングへ」という2つの講座を担当したのですが、とても評判がよかったようです。そのとき東京からアイビーパブリッシングの編集長が来ていて、2人は意気投合し、今回のコラボレーションが実現したことになります。
後日談ですが、帯広から東京へ戻るフライトが遅れてしまい、空港で数時間過ごさなければならなかったそうです。でも、その間にいくつかの企画が決まったというのですから、世の中何が幸いするか分かりません。
福島さんとは、15年以上も前に知り合いました。理由は福島さんが経営していた英会話学校の名前が「イングリッシュハウス」だったからです。私の学校は「イングリッシュハウス・ジョイ」でした。これも何かの縁ということでしょうか。
福島さんの著書『英語が英語のままわかる本』(ジャパンタイムズ)は、アマゾンのランキングで常に上位を占めています。そうそう、ジャパンタイムズには私が紹介したのでした! そして、『大人の自己演出養成講座』に続き、もう1冊ジャパンタイムズからライティングの本が出る予定です。ますます福島さんは英語界で知られる存在になりそうですね。これも元はと言えば、帯広コネクション。たとえ有名になってもジョイにはこれからも気楽に来てくれるはずです。もしかしたら、今年の英語EXPOにも2年連続で登場することになるかもしれません。お楽しみに。

Mr. シャドーイングのその後

ジョイでシャドーイングと言えば、石川勇太くんを思い出します。その石川くんが、夕食をまさに食べようとしていた6時23分、オフイスを訪ねてきたのです。相変わらず、間の悪い男であることは変わりありません。電話を受け、ジョイに戻ると、笑顔の石川くんがいるではありませんか。彼は現在ボストンにある名門、バークリー音楽院で学んでいます。専攻は「フイルムスコアリング」(映像と音楽をあわせる分野)で、将来的には音楽プロデューサーを目指しているそうです。
この石川くんを有名にしたエピソードを紹介します。彼がジョイに通い始めたのは、高校3年の8月のことです。ちょうどA館が完成し、引っ越しをしていたときでした。彼の間の悪さはここから始まったようです。次に彼の口から出た言葉が衝撃的でした。「僕バークリー音楽院に行きたいんです」。英語力を聞くと、「高校に入って以来、ほとんど赤点です」。世の中には、「間が悪い」だけでなく「無謀な」人間がいるということを、私は初めて知りました。
時間もないことから、とにかく勧めたのがシャドーイングでした。まずは私の著書『英会話お決まり表現』から始めたのですが、なんと1週間で1册全部できるようになりました。CDをMDに録音し、自転車に乗りながら通学時に練習したそうです。続いて『やさしい英語で自分を語る』『自分を語る英会話』をそれぞれ1週間程度でマスターしてきたのですから、驚異でした。そして、冬の英検で2級に見事合格。高校の定期試験でも初めて80点以上とり、先生や同級生そして両親もがビックリ仰天したそうです。
最終的には、大学受験参考書の高度な英文までシャドーイングできるようになりました。そして、高校卒業時には私の英検準1級クラスで勉強していたのですから、ジョイの歴代生徒の中で、彼は最短で英語ができるようになった男です。その彼が一言、「先生のおかげでアメリカの大学に入っても英語では苦労しませんでした」とあっさり言うではありませんか。それを実証するのが、ほとんどの日本人学生が「F」をとる「小論文」のクラスで「A」を取ったことです。
石川くんが帰り際にいい言葉を残してくれました。アメリカに行って分かったのは、「発音が大事!」ということだったそうです。「へたな英語では相手にされない」と力説していました。これは「石川語録」として、私の授業のネタに使わせてもらいます。「4年のプログラムを3年で終了したい」という石川くん。期待していますよ。でも、あの間の悪さは音楽には致命的な感じがします。次回は電話入れてから来てください。

高額納税者

国税庁が全国で公示した04年分の高額納税者が発表されました。世の中の動向も分かり、日常の話題に上ることも多く、私にとっては毎年楽しみな番付です。まずは、今年のランキングの発表です(「山瀬まみ」の声が聞こえそうです!)。
<俳優・タレント>(1)みのもんた、(2)中居正広、(3)石橋貴明、(4)木梨憲武、(5)浜田雅功、(6)中村玉緒、(7)松本人志、(8)太田光、(9)田中裕二、(10)木村拓哉、<プロスポーツ>(1)佐々木主浩、(2)清原和博、(3)上原浩治、(4)小笠原道大、(5)中村紀洋、(6)城島健司、(7)小川直也、(8)丸山茂樹、(9)立浪和義、(10)松中信彦、<作家>(1)西村京太郎、(2)片山恭一、(3)村上春樹、(4)養老孟司、(5)浅田次郎、(6)内田康夫、(7)宮部みゆき、(8)赤川次郎、(9)江國香織、(10)市川拓司、<歌手>(1)宇多田ヒカル、(2)稲葉浩志、(3)矢沢永吉、(4)浜崎あゆみ、(5)松本孝弘、(6)桑田佳祐、(7)桜井和寿、(8)長渕剛、(9)藤井フミヤ、(10)北島三郎、<政治家>(1)大久保勉参、(2)松本龍衆、(3)石田勝之、(4)河野洋平、(5)堀内光雄、(6)中原爽、(7)河本三郎、(8)中村博彦、(9)仲村正治、(10)中村正三郎、<その他>(1)平山郁夫、(2)高橋留美子、(3)大川隆法、(4)千玄室(茶道家)、(5)青山剛昌、(6)假屋崎省吾、(7)秋元康、(8)千宗室、(9)岸本斉史、(10)つんく 
いかがでしょうか? ここにあがった50人のうち、あなたは何人知っていますか? あるいは知りませんか? 無知をさらすようですが、私が知らなかったのは、<作家>(2)片山恭一、(7)宮部みゆき、(9)江國香織、(10)市川拓司、<国会議員>(1)大久保勉(参・民主)、 (2)松本龍(衆・民主)、(3)石田勝之(衆・民主)、(6)中原爽(参・自民)、( 8)中村博彦(参・自民) 、( 9)仲村正治(衆・自民)、(10)中村正三郎(衆・自民)、<その他>( 2)高橋留美子(漫画家)、(5)青山剛昌(漫画家) 、( 9)岸本斉史(漫画家)の計14名でした。
以上のことから、私の弱い分野は「作家及び漫画家」そして「政治家」ということが分かりました。さて、あなたはどうですか? ぜひ、やってみてその結果を報告してください。ところで、英語教育関係者が長者番付に顔を出す日は来るのでしょうか? 私が知る限りでは、そんな人は残念ながらいそうにありません。「英語でしゃべらナイト」のパックンにでも期待しますか。

夢があるから走り続けられる!

今日は最初から問題です。「夢があるから走り続けられる!」と言ったのは誰でしょうか? ウーン、高橋尚子? 違います、彼女は「スポンサーがついたから走り続けられる」でした。それじゃ、浦島広樹? 違います、この子は「元気があるから走り続けられる」だけです(注:広樹は一樹の弟で、2歳、このブログでは初登場になります)。答えは、阿部和子さんでした。
彼女はジョイの元生徒で、帯広のデザイン事務所に勤務していた際、ジョイのチラシのデザインを担当していました。その彼女が、帯広を離れアメリカのサンディエゴ市に向かったのは、4年半前になります。そのとき、彼女はすでに30歳。もちろん周囲からは冷たい視線を感じたそうです。
パロマー・カレッジでウエブ・デザインを専攻。そして、現在はデザイナーとして日本語のフリーペーパーを制作しています。サンディエゴに住む日本人は3万人、このペーパーの発行部数は1万部といいますから、立派なものです。中身を見ると、特集は「いざという時困らないクルマのトラブル対処法」、連載には「アメリカで働く」「移民法のツボ」、「ブライアン先生のカルチュラルイングリッシュ」、・・・。これは帯広のフリーペーパー『?』より魅力があります。
今回はビザの書き換えで帯広に戻りましたが、このままアメリカで暮らしたいとのこと。給料がいいわけでもなく、住居は高くなる一方だそうですが、年齢や性別に関係なく仕事ができるかどうかで評価してくれるのが最高なのだそうです。そして「いつか必ずチャンスが来ると信じています。夢があるから、苦しくても、走り続けられる!」と熱く語ってくれました。
ジョイのキャッチフレーズは「飛び出せ、世界へ。英語は翼」です。これは阿部さんのために作ったようなものですね。みなさん、あなたには夢がありますか?

スピーチで英会話

冷たい雨の日曜日。私は夢のオフイスで朝からあるプロジェクトに取り組んでいました。それは絶版になった『自分を語る英会話』(ジャパンタイムズ)を編集し直すという作業です。この本は私の最大傑作と呼ばれるもので、これまで売れた部数は4万部を越えています。それが今年になって「再版はしない」という今日の冷たい雨のような連絡が出版社から入ったのです。
確かにこの本のレイアウトはもう古典的ですし、今どきCDがついていない英会話本など売れるはずもありません。そういう意味では、見直しのいい機会になりました。ご存知の方も多いと思いますが、この本はこれまで台湾や韓国で翻訳され発売されています。特に韓国版はオリジナル以上にいい編集がされていて、それは感動ものです。今回はそこからアイデアを少し頂き、さらにパワーアップさせたいと考えています。
『自分を語る英会話』は、私が大学1年生のときに出場した全北海道大学生スピーチコンテストがヒントになりできたものです。本番までの1ヶ月間、暗記したスピーチを感情を込め、ジェスチャーが自然に出るように何度も練習しました。そして、コンテストで3位になっただけでも十分だったのですが、それ以上のおまけがついていたのです。なんとそれを切っ掛けに私の会話力が飛躍的に伸びたのでした。
会話上達のカギがスピーチにあることを発見した私は、それ以来、身近かな話題を見つけてはスピーチを書くようになりました。そのとき心がけたことは、(1)実際に会話で話すような話題を選ぶ、(2)話し言葉で、各文は短くする、(3)読んで1分程度のスピーチにする、ということでした。
スピーチができると、それを声に出して何度も読み、いつでもスラスラ言えるように訓練するだけなのですが、これが効果あるのです! 『自分を語る英会話』はそのマニュアル本なのですが、英検1級対策や大学のスピーチクラスでも教科書として使われているようです。来年春までには形を変え、もう一度全国を目指したいと考えています。

夢のオフイス

私の長年の夢は、広いスペースに大きな机があり、やりかけの仕事を放っておいても支障がないような環境を持つことでした。例えば、廃校の教室のど真ん中に大きなテーブルを置き仕事をする、というようなイメージでしょうか。はっきり言って、これは贅沢な夢だったのかもしれません。
 
それが突然、実現してしまいました! もちろん、理想からはほど遠いのですが、C館の1階にそんな空間を確保できたのです。今のところC館は、4月から始まった「英文直解・音読コース」の教室として、火・木・金曜日の午後7時から使っています。来週からは、金曜日にプライベートレッスンが入ることになっていますが、あとはたまにゲストが宿泊するぐらいです。ですから、少しぐらい机の上が散らかっていようが、それほど問題はありません。
ゴールデンウイーク中に「夢のオフイス・プロジェクト」が始動しました。搬入した机は、20年も前に修士論文を書くときに私が使用していたものです。そして、コンピューターや電話も以前からジョイでは無線になっていたので、追加投資なしに夢のオフイスが完成しました。昨年9月までC館自体が自宅だったこともあり、とてもリラックスできる場所です。
今日は午後から机に座り初めて仕事をしてみました。しかし、ソファーもある環境が災いしたのか、仮眠のつもりが寝入ってしまったようです。気がつくと午後5時。快適なオフイスが必ずしも仕事の効率を上げる訳ではないのですね。またアスパラがんばりましょう!
*最後のギャグが分からない人は、2日前のブログ「アスパラ」をお読みください。

フィリピンで英語研修

ジョイにもたくさんユニークな生徒さんがいますが、祢津秀夫さん(ステップ2M)もその一人です。この祢津さんは、退職後、とにかく英会話をマスターすることに全てを懸けています(?)。そして、留学先に選んだのがフィリピンでした。今回も昨年の11月に現地に行き、4月末に帰国したばかりです。つまり十勝の寒い季節を避け、気候のいいフィリピンで快適に英語を勉強してきたことになります。
祢津さんお気に入りの学校が「セブ・パシフイック・インターナショナル・ランゲージ・スクール」です。授業は1日5時間。生徒数は500から600人ぐらいといいますから、その規模の大きさにビックリしてしまいます。経営者は韓国人という理由からか、韓国からの生徒が9割、1割ぐらいが日本人ですが、メキシコ人や中国人も数人いたそうです。また、講師陣100人の9割は優秀なフィリピン人だったと、祢津さんは高く評価しています。そして、残りはアメリカ人やオーストラリア人だというのですから、これまた驚きでした。
「なぜフィリピンで留学?」と不思議がる人もいるでしょう。一番の魅力は、やはりその安さです。1ヶ月の授業料は日本円で約4万2千円ですから、アメリカの半分以下になります。そして、生活費ですが、祢津さんは寮(シティホテルのデラックスな部屋並み)に滞在したのですが、部屋・食事・洗濯・電気料全て込みで約4万8千円だったそうです。「セブ島は治安もよく、今年も行きたい!」と祢津さんは語っていました。ここは穴場のようですが、2・3年後には日本人で溢れるような予感がします。
聞くところによれば、現地の人たちも仕事を確保することでき、地域の活性化という点からも喜ばれているそうです。ジョイにもフィリピンから先生を迎える時代が来るかもしれませんね。何? もうすでに一人いる? それは、きっと私のことですね。なにせ、これまで2度フィリピン人に本当に間違われたことがあります!

アスパラ

春の訪れとともにアスパラの季節が到来しました。母の畑からは太さがまちまちのアスパラが我が家に届いています。アスパラとベーコンが入ったスパゲディーが大好きな私には、本当に嬉しい季節です。
この時期になると教え子の大友俊一くんから「十勝産グリーンアスパラの地方発送」の案内が送られてきます。早速、何件か手続きをしましたが、今年は少し奮発して「アスパラとジンギスカンセット」を注文しました。なにせ東京はジンギスカンがブームのようです。あのプライドの高田延彦がプロデュースしたジンギスカン専門店『モンゴリアン・チョップ』も人気上昇中とか。ところで、そこで使っている肉は帯広から送られていることを知っていますか?
大友くんの会社「帯広プロパン」は、その名前が示す通り、プロパンなどの燃料を扱う会社です。それが何かの切っ掛けで、ゆうパックを使い十勝の農産物などを地方発送するビジネスに参入したのでした。「なぜプロパンの会社がアスパラを?」と聞かれそうですが、それはともに「ガス」に関係がありそうです。(座布団1枚!)
大友くんはなかなかのアイデアマンで、昨年は私がプロデュースしたCD『音楽紀行・十勝野』を希望者に「十勝の味と音」を届けるという企画も大当たり(?)させています。そして、今シーズンは、環境問題を考慮して、保存専用の段ボールケースを使い発送するそうです(この「発送」は「発想」がいい!)。大友くんは、それほど英語は得意ではありませんでしたが、ビジネスマンとして見事に成功しています。教え子ががんばる姿はいいものです。よーし、俺もアスパラがんばるぞー。 
 *これは「明日からがんばるぞー」ということでした。高度すぎて分からない人が続出のようです。すいません。

ニート

JICA研修員に対するオリエンテーションが今シーズンも始まりました。今回は年間で90分のセミナーを7回(「日本の経済」4回、「日本の社会と日本人」3回)担当します。そして、今日の午前10時40分から1回目の講座「日本の経済」をやってきました。90分も英語で講義するというのは、私にはこのオリエンテーションぐらいです。しかも今日は初日ということで、昨夜から緊張していました。
ほとんどの研修員はいまだに「日本人は勤勉で働き者」と考えているようです。そんなことから、私はニートの話題をあえて取り上げました。知っている人も多いと思いますが、「ニート」は“Not in Education, Employment, or Training”の頭文字を取ったもので、「働こうとしないし、学校にも通っていない。仕事につくための専門的な訓練も受けていない人たち」と定義されています。厚生労働省が2004年9月に公表した「労働経済白書」では、「2003年の平均で52万人に上り、前年と比べて4万人増加している」とのことでした。
フリーターの話には、「働きたくてもフルタイムの仕事がないだけでは?」なんて言っていた研修員でしたが、さすがニートの話には驚いたようでした。どこの国にも社会問題はあるものです。
私はこの仕事を1996年から受けていますが、いいことばかりではなく悪いこともきちんと伝えたいと考えています。そして、もうひとつ心がけているのは、なるべく現代の日本にフォーカスを当てるということです。そんなことから、講座の最後には毎回「今日の新聞から」というコーナーを作り、その日の朝刊をホワイトボードにはり、まるでテレビ番組のように最新情報を解説しています。今日は朝日新聞から「トヨタ利益、1兆円」という記事を取り上げました。
研修員は約3ヶ間の帯広滞在を経て母国に戻ります。彼らには本当の日本の姿を見て帰ってもらいたいものです。町のどこかで彼らに出会うことがあったら、気楽に声をかけてやってください。彼らは普通の日本人との交流を楽しみにしています。

2人の元ジョイ

経営者として嬉しいのは、むかし働いていた人たちが訪ねて来てくれたときです。今日は、なんと2人の元スタッフがオフイスに顔を出してくれました!
ひとりは初代翻訳・通訳ディレクターの岡田さんです。岡田さんはKLMオランダ航空の元スチューワーデスです(これはダジャレではありません! 「彼女はアグネスチャンちゃんです」と同じ用法と分類されています)。東京・アムステルダム間を飛び、世界のVIPたちのお世話をしていました。そんな彼女が次のキャリアとして選んだのがジョイだったのですから、ジョイもたいしたものだとは思いませんか? そうそう、ジョイには元JALのスチュワーデスもいます!(誰だと思いますか?)
岡田さんの在職は約1年間半と短期間でしたが、ジョイの翻訳及び通訳業務を飛躍的に拡大させ、その基盤を作った功績者です。ところが、あの懐かしのトワエモアの歌のように「ある日突然・・・」、仕事で通訳を担当したお客さんのイギリス人ビジネスマンに見初められ(?)イギリスへ行ってしまったのです。人生何が起こるか分かりません。
久しぶりの里帰りですが、今回はひとりでの帰国になりました。そして、昨夜は友達とカラオケに行ったらしのですが、イギリスにいるご主人から「誰と行ったの?」と電話があったそうです。「彼は独占欲が強いの」と笑いながら話す岡田さん。どうもごちそうさまでした。そして、お土産もありがとうございました。
もうひとりはあのジョイの名物(?)、美鈴嬢です。電話口からの元気な一発「ジッョーイでーす!」ですっかり有名になった美鈴さんは、ご主人の仕事の関係で、岩見沢へ転勤し、現在は札幌に住んでいます。元々はジョイの社会人クラスの生徒でしたが、ジョイの事務に抜擢(?)され、そして英検2級まで取ったという伝説の人です。
今ではさらに英語教師を目指し、大学の通信教育を受講中です。そして、今回は帯広市内の高校で教育実習をしているというのですから、「アッパレ!」(大沢親分から)。またひとつサクセスストーリーが生まれそうですね。

マディソン

私はまだ行ったことはないのですが、なぜか気になるのがマディソンです。「ああマディソンね、スクエアガーデンがあるところだ!」。それはニューヨーク、プロレスの聖地ですよ。「じゃ、映画で有名なところですね?」。映画『マディソン郡の橋』が撮影されたのはアイオワ州。まったく関係ありません! なんて冗談はさておき、マディソン市はアメリカ・ウィスコンシン州の州都です。
社会学で全米一のウィスコンシン大学マディソン校があって、人口は約40万。とても美しい街だと聞いています。歩行者中心の繁華街は全米でも珍しく、繁華街と大学と湖が隣接していて、治安もいいようです。雑誌で全米一住みやすい街に選ばれたことがあるといいますから、シアトルのように怒濤のように人が流入してこないことを、私はただ願っています。なにせいい町には人が集まるものです。
今日、メールで「(仮称)帯広・マディソン交流協会設立総会開催のご案内」が流れてきました。すでに新聞等でご存知の方も多いと思いますが、なぜか帯広とこのマディソンとの交流が急速に進んでいます。
これまでアメリカの都市との交流としてはアラスカ州スワード市とのものが盛んですが、帯広とマディソンの交流もさらに拡大しそうな気配です。これは帯広市民にとって楽しみな動きかもしれません。ぜひ、注目したいものです。アメリカ留学を考えている人がいたら、マディソンもその選択肢のひとつに考えてはどうでしょうか? これも何かの縁ですよ、マディでソン思います。

バーベキュー

今日は町内会のお花見に長男の一樹とともに参加しました。花見と言っても、まったく花を見る余裕もなくジンギスカンに舌鼓を打つのが精一杯でした。まもなくするとビンゴゲームが始まったのですが、私たち親子はなかなかビンゴになりません。最後の最後に景品をもらった長男は「帰りたい!」と言い出し、30分で会場を慌ただしく後にしました。
町内会の花見は毎年この時期にジョイの前にあるアップル公園で行われます。この場所で忘れられないのが、開校1年目に全校生徒とやったジンギスカンです。あのときの子供たちの歓声や笑顔が私の脳裏にこびり付いています。あの頃は楽しかった! そして、私も24歳と若かった! 2年後にはジョイは30周年を迎えるのですが、アップル公園を貸し切っての大バーベキュー・パーティーというのも面白いかもしれませんね。どう思いますか?
これまでの人生で一番想い出に残るバーベキューは、オーストラリアのタスマニア島でのことでした。偶然立ち寄った知人の家でバーベキューをやっていたのです。鉄版を覗き込むと、私の大好物のエビがなんと醤油と蜂蜜で味つけされ焼かれていました。昼食をとったばかりでしたが、その誘惑に負け一口食べると、その美味しいこと。気がつくと、お腹いっぱい食べていました! 太陽がサンサンと輝き、真っ青な海を見ながら、のんびり美味しいものを食べる、それはそれは至福の時でした。
我が家にも6月初めまでには、バーベキューができる裏庭が完成の予定です。そこだけは塀で囲まれて、近所の人に気兼ねしないでバーベキューを楽しめます。今年は我が家のバーベキュー元年になりそうです。

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