JOY(ジョイ・イングリッシュ・アカデミー)

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『English Tree〈2〉』

昨年9月に出版した『English Tree〈1〉—シニアのためのゆっくり英会話1』(マクミラン)の続編『English Tree〈2〉—シニアのためのゆっくり英会話2』がいよいよ3月中旬に全国発売されることになりました。ブック1は中学1年生レベルでしたが、ブック2は中学2年生レベルの文法項目を扱っています。
ブック1はおかげさまで好評のようです。アマゾンのテーマ関連書籍ランキング「50代からの英会話」では、しばらく第1位をキープしています。ちなみに2位は『ちょっと話せる楽しさ シニアの旅行英会話』(中経出版)、そして3位『シニア英英辞典』(旺文社)が続いています。
一般書も含めたランキング「シニア」を調べてみて、驚きました! なんと『English Tree』は今日現在のところ39位にランクインしているじゃありませんか。団塊の世代が大量に定年を迎えるこれからの時代、シニアをターゲットにした本がこれから続々と登場するはずです。『English Tree』の出版は実にタイミングがよかったと思います。なにせまだ教室で使えるシニア向けの英語教科書はこれぐらいしかありません。
先日も東京の丸善本店で『English Tree 1』を書棚に見つけました。マクミランの話では、自習用としてもとても売れているとのことです。私のふるさと豊頃町のハルニレの木の写真が表紙を飾るこの本が全国に広がり、各地で「英語の木」が育っていく! そんなことを考えるだけでも、心がワクワクしてきます。ブック2もよろしくお願いします!

東京出張

23日(金)から25日(土)まで久しぶりに東京に行ってきました。昨年6月以来、目のこともあり東京には出ていませんでした。
23日はジョイが加盟している全外協(全国外国語教育振興協会)の総会に出席。夕方からは全外協主催で大杉正明先生の講演会がありました。会場は300名を越えるファンでビッシリ。そして講演後のサイン会にも長蛇の列が続きました。驚いたのは、若い女性が多いこと。全て終わったのが8時40分。それから大杉先生と六本木へ。
24日は、朝から出版エージェントと打ち合わせがありました。その後、丸善本店へ。松香フォニックスのセミナーが始まる直前に松香洋子先生に挨拶して、そのまま次の打ち合わせに直行。夜は阿部一先生と遠山顕さんと3人で銀座コリドー街にある「十勝屋」(十勝毎日新聞グループ)で会食。午後6時から10時ぐらいまで延々と話し続けました。
25日は、朝10時からオックスフォード大学出版会主催の児童英語セミナーへ。300名の聴衆の95%は女性! その中で、歌ったり踊ったり。54歳のおじさんは、さすがにこれにはついて行けませんでした。会場で外山節子先生、仲田利津子先生と会い、楽しく世間話。ランチは会場で待ち合わせた松崎博先生と評判のラーメン店で食べました。味はいまいちだったかな?
最終便で帯広に戻りましたが、小沼ようすけのCDを聴きながら空港から自宅に戻るドライブはいつものように最高の気分。やはり私には東京よりもなんたって帯広が合っているようです!

ガイド試験

元ジョイの先生で、現在は帯広のJICAで研修コーディネターをしている大橋祐子さんからうれしい知らせがありました。なんとガイド試験に合格したそうです。ガイド試験と言っても、ピンとこない人もいるかもしれません。これは立派な国家試験で、英検1級の上をいくレベルです。
試験は、英語(今年から英検1級がある人は免除とのこと)、地理、歴史、そして一般常識の筆記、そして英語のインタビュー。英語はもちろん、地理や歴史が難しそうです。つまり英語ができるからといって受かる試験ではありません。
これまでジョイの先生としては、過去3人の人が合格しています。うち2人は北海道教育大学と北海道大学で教えている実力者です。
英語の実力は生もの。切磋琢磨しなければ、レベルは落ちて行くものです。常に上を目指して行く大橋さんの姿勢は立派だと思いませんか。「次は何を目指すの?」という私の問いに返ってきた答えは、「とかち検定ですかねえ?」。真の十勝を外国からのお客さんに案内できるレベルの高い人材が、これからは必要になるでしょう。これからも大橋さんに期待しています。

写真家

13日(火)にジョイでフォト&トークを開いた写真家、相原正明さんがブレーク寸前です。富士フォトサロン札幌で彼の写真展「Great Australiaパノラマ風景写真展」を1日スタッフとして手伝ってきました。相原さんとはもう10年ぐらいの付き合いになります。しかし、今回はこれまでとは違うオーラが会場全体に漂っていました。
「前回はアウエイの試合だったが、今回はホームのよう」という相原さんの言葉が表すように、テレビやラジオのマスコミに連日取り上げられ、そして人がギャラリーに押し寄せて来るようでした。そして、アマチアカメラマンにとっては、憧れの存在なのでしょう。一緒に写真を撮りたいという人、サインが欲しいという人、難しい(?)質問をする人、・・・。
相原さんは1年の約半分はオーストラリアで写真を撮っています。ほとんどがバイクで道なき道を進み(道がなければ無理か?)、キャンプをしながらシャッターチャンスを待つというのですから、これはなかなか真似ができません。最近はオーストラリアのタスマニア州政府の依頼で写真展を開いたり、富士フイルムのスポンサーでドイツで写真展を開いたりと、フィールドはまさに地球になりつつあります。
どうして私の周囲の人たちはこんなに有名になって行くのでしょうか? 本当に不思議です。そして、有名人になるその瞬間には、みな同じ雰囲気があります。人が周囲に集まってくるのです! おもしろいですね。写真界のスターに会いたければ、いますぐ富士フォトサロン札幌(北2西4)へ。残念ながら、21日(水)が最終日です。

ジョイおじさん

朝、ベルギーから電話が入りました。不吉な予感が的中。ジョイおじさんこと、フェルデイナンド・デ・バックさんが13日に他界したとの知らせでした。91歳、最後は体重も40キロぐらいになり、穏やかに息を引き取ったそうです。
ジョイおじさんとの出会いは、1975年3月、石川県金沢市にある高岸寺というお寺(民宿)でした。大学を卒業し、大阪の松下電器でのサラリーマン生活が始まる直前、私は最後の自由な旅行を楽しんでいました。金沢の姉妹都市ゲントから来たという彼がここでホームステイをしていたのです。
その日、通訳として同行する予定だった金沢大学の学生さんが都合で来れなくなったということで、私が半日付き合うことになりました。好きな英語を話しながら金沢を観光できるのですから、私にとってはとてもラッキーな一日でした。そして、この偶然が後に私にいくつもの幸運を運んで来たのです。
ジョイを始めた1977年に校舎を設計してくれたのが建築家だったジョイおじさんでした。無名の私が初年度から生徒を集めることができたのは、彼が設計した洋風の建物のおかげです。その後、一度だけ帯広に来たことがあります。そして私は2度彼を訪ねてベルギーに行きました。
ランチョ・エル・パソでの歓迎パーティー、一緒に旅した佐渡、彼の自宅でのピアノコンサート、などなど。思い出がいっぱいです。最後に会ったのは1996年でした。彼の家の前で別れを告げると涙が流れ出して止まりませんでした。「こうして会えるのは最後かも?」と感じていたからです。悲しいね。今日はひとりでお通夜します。

ビジネス英語の実践

小樽商科大学大学院ビジネススクールでの3年目の授業が昨日で終了しました。隔週の札幌での生活は気分転換にはいいのですが、半年間は休みになります。
私が担当しているのは「ビジネス英語の実践」という講座です。年々受講者も増え今年度は14名になりました。講座名が示すように、実践的なビジネス英語を教えなければなりません。そんなことからない知恵を絞り、他にはないユニークな授業をやっています。例の「アドリブ英会話」のアイディアもこのクラスから生み出されたものです。そんなことで当初は「商大メソッド」と呼んでいました。
授業の最終日は、毎年、英語でのプレゼンテーションです。テーマは「ジョイに商品やサービスを売り込む」。今年のプレゼンはとても凝ったものがたくさんありました。「後継者の推薦」「中国語講座の開設」「英語EXPOにピザの宅配」「観葉植物のリース」、その他。英語のレベルも高いことから、驚くほど本格的なプレゼンでした。
今年の10月からは講座名が「ビジネス英語初級」になります。正直、ホッとしています。なにせ今までの講座では英語のレベルを特定していないので、受講生のレベルにかなりの差があるのが現状でした。次回からはその問題が少しは緩和されることでしょう。たぶん。

小学校英語

英語が専門ではない小学校の担任が外国人助手に頼らずに行える授業はどのようなものか? 新潟市立新潟小の渋谷徹先生の授業実践がNHKテレビ「わくわく授業」で取り上げられました。昨年12月10日に放送されたこの番組を見た方も多いことと思います。実は、私は見逃してしまいました。
昨日、新潟をベースに全国で活躍する外山節子先生(児童英語界では超有名です!)からビデオを送ってもらい、早速、夜中に眠い目をこすりながら見ました。本当に素晴らしい授業でした。あれだけの人数のクラスで、ひとり、しかも担任の先生がやるのですから、ある意味、とても新鮮でした。
授業を受けたのは昨年から英語を学び始めた3年生でしたが、これがけっこう理解しているのです。そして、授業のテーマは「形」。折り紙やタングラムなどで丸、三角、四角といった形にまつわる面白い遊びを行う中で、自然に「square」や「triangle」などの言葉を聞き取らせていく。工夫がいっぱい授業が感動的でした。
今週の月曜日から3日間にわたり鹿追町の各小学校から先生がジョイに研修のために来ています。セミナー、授業見学、そして討論。昨年から始めたこのプログラムですが、ジョイの先生がたにもいい勉強になっています。小学校の先生がこれだけやっているのですから、民間の英語学校もますます頑張らなくちゃいけませんね。30周年のジョイ。まだまだやらなければならないことが山積みです!

釧路で松本先生

昨日の土曜日は釧路に行ってきました。北海道教育大学釧路校での授業ではなく、今回は松本茂先生の講演を聞くのが目的でした。いつもは講演会を企画する側ですが、参加者のひとりとして聞くというのもたまにはいいものです。最初から最後まで、ゆっくり聞かせてもらいました。
対象は釧路管内の中学校の先生でした。私はもちろん中学校で教えた経験がありません。しかも、ジョイで中学生に教えていたのも25年も前のことです。そんなことから今回の講演会では、いろいろなヒントをもらうことができました。
講演会の前に松本茂先生と昼食、そして講演会が終わってからも一緒にお茶を飲む時間がありました。やはり地方都市はいいものです。東京だとみなさん忙しいので、なかなかゆっくり話すことができません。北海道まで来ると仕事のことは忘れてしまうのでしょう。
松本先生は昨年の4月、立教大学経営学部国際経営学科に移りました。この学科はなかなか面白そうです。3年生からはかなりの教科が英語で授業が行われているとのこと。私の学生時代にこんな大学があったら、行きたかった! なにせ英語とビジネスの両方を勉強できるのですから。でもレベル的には上智大学ぐらいとのことでした。これじゃ、簡単には入れませんね。
ところでこの松本先生、4月からはNHKテレビで「きょうから英会話」を担当することになりました! 新作とのこと。楽しみですね。

ミスターX

1月29日付のネットニュースなどで流れていることから、すでにご存知の方も多いと思いますが、「カリスマ」英語先生こと田尻悟郎(島根県東出雲町立東出雲中学校教諭)が、4月から関西大学(大阪府吹田市)外国語教育研究機構の教授に転身することになりました。まさに華麗な転身です。中学校は3月末で退職し、大学では英語教育の講義や教師への研修などを担当することになります。
田尻先生は歌や映画などを活用した独特の英語教育で知られ、英語教育に関する最も権威ある賞の一つ語学教育研究所の「パーマー賞」も受賞しています。そして、なんと言っても田尻先生の知名度を一気にアップさせたのが、NHKテレビの「わくわく授業」と「プロフェッショナル」への出演でした。
これまで求められると全国各地を講演で回っています。私が昨年11月に講演で行った稚内に近い羽幌町にも行っていました。大都市だけではなく小さな町まで足を運んでいます。もちろん、帯広にも数回来ています。今後も大学で教えるだけではなく、今までと同じく各地を訪れてくれることでしょう。
実は11月4日(日)に開催予定のジョイ30周年記念「英語EXPO2007スペシャル」でゲストのミスターXは、なんとこの田尻悟郎先生でした! 遠山顕、大杉正明、杉田敏、そして田尻悟郎の4人による日本の英語教育史上最も贅沢なセミナー(?)がこの帯広で実現します。会場はジョイですので、先着150名。申し込みが始まったら、すぐにゴーです。

市民大学講座

夜、帯広大谷短期大学と帯広市教育委員会が主催する「市民大学講座」で話してきました。講座のテーマは「地域学:外から見た十勝」。そして、私のタイトルは「十勝の大地に英語の木を育てよう!」。外からの視点を入れるという点でとても苦労しました。何せ私はいつも「十勝から外を」を見ているので。
30分前に会場に行くと、一瞬凍ってしまいました。考えていた以上に年配者が多いのです。中には、「英語は敵国語で学校では習わなかった」という参加者もいました。一方的な話はおもしろくないと考え、英語の授業を久しぶりに体験してもらおうと思っていたのです。
最終的には30名ぐらいの方が集まりました(ジョイの社会人コースに通う方が2人!)。用意してもらっていたピンマイクの調子が悪かったり、CDプレイヤーの使い勝手がよくなかったりと、いつもなら落ち込むパターンでした。でも、今日はそれなりに終えることができました!
今回は久しぶりに英語学習者や教師以外の一般の人が対象でした。つまり私には苦手な分野です。でも、今回の講座でいくつかのヒントをもらいました。この状況でやれたのですから、もうどこでもやれるでしょう。たぶん。貴重な経験をさせてもらいました!

音楽は最高!

昨日の「小沼ようすけトリオfeaturing TOKU」は本当に感動的なライブでした。中学3年生のときに、おじさんに連れて行かれたジャズコンサートが私にとってはジャズとの遭遇でした。アート・ブレイキー、エルビン・ジョーンズ、そしてアンソニー・ウイリアムス(彼は何らかの理由で帯広に来ることができませんでした)の3大ドラマーの競演で、バックのメンバーはマッコイ・タイナー(ピアノ)、ウエイン・ショーター(サックス)、ベン・タッカー(ベース)! 今考えると、めちゃくちゃすごいメンバーじゃありませんか。
あれから40年。ずいぶんジャズのコンサートを見てきました。途中で眠たくなるコンサート、「時間の無駄では?」なんて一刻も早く会場を後にしたかったコンサート、さらには「CDじゃあんなにうまいのに、この演奏は何?」なんていうものまで。本当にたくさんのコンサートに足を運びました。でも、昨日のコンサートはとにかく最高でした。
小沼ようすけは、前日の帯広の氷祭りで見たアイスキャンドルをテーマに曲を作り披露してくれました。実はTOKUも楽屋でピアノを弾きながら帯広をテーマに曲を作っていました(演奏されませんでしたが)。この気持ちが嬉しいですね。4人のミュージシャンのライブでしたが、とにかく観客が楽しめるように工夫(曲そして演奏形態にバリエーションがよかった!)されていました。
それ以上にメンバーと観客の波動が一体化していたように思います。私が理想とするコンサートは、いい音楽を聞き幸せになり帰り道にその感想などを友達と話しながら家路に着くというものでした。でも、帯広の場合は、会場で買ったCDを車の中で聞きながら家路に着くのでしょう。ところで、CDも300人の入場者に対して73枚も売れたというのですから、驚異です。
私には4人のミュージシャンと一緒に過ごした至福の2日間でした。チケットを買ってくれたジョイの関係者(100枚を越えました!)、本当にありがとうございました。それにしても「冬の音楽祭」は帯広にピッタリの企画だと思いませんか? 

英語落語

1月20日(土)に大阪で桂かい枝さんの英語落語会がありました。かい枝さんのブログによると、当日券を求めて開演の5時間前からお客さんが並んだそうです。かい枝さんの人気はうなぎ上りで、エイゴタウンのブログではヒロコ・グレースやパックンのような有名人と一緒にブログ「桂かい枝の笑いは世界の共通語」を担当しています。
今回は『動物園』『ハル子とカズ子』とネタ下ろしが2席あり緊張したそうです。でも、客がメチャメチャノリノリ。さすが笑いの本場の大阪ですね。この様子は録音され、出版社のDHCからCD付きの本として5月に出ることになっています。
次回の英語落語会は3月17日のお昼に東京・中野小劇場で予定されています。「東京には行けなーい」なんていう人に吉報です。なんと桂かい枝さんとイギリス人の落語家、ダイアン吉日(この芸名は最高!)を招き、帯広のとかちプラザ・レインボーホールで「英語落語寄席」が開催されます。これはジョイの30周年記念イベントで、子供クラスの生徒にもこばなしを英語で披露してもらおうなんて、そんな提案もかい枝さんからきています。こうなったら、私も座布団の裏返し(山田君の仕事)をやらせてもらおうかな? 
東京や大阪に行かなくても、本場の笑いが帯広にやってきます。6月2日(土)夜は今からマークです。他のスケジュールを入れないように!

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