Last Journey(78)イギリスのAtsukoさん
マラガから実に11時間かけてやって来たのは、ジョイの元スタッフ Atsuko Okada Hausuham さんに会うためでした。グランサムの駅まで迎えに来てくれたAtsukoさんは、相変わらず元気印。ジョイで翻訳・通訳のディレクターをしていた頃(もう20数年前!)と全く変わりません。何しろその前はKLMのフライトアテンダント。明るさとエネルギーは折り紙つきです。
グランサムからご自宅までは車で30分ほど。その道中の景色が最高で、何度も車を止めてもらっては写真を撮りました。途中にはサッチャー元首相の生家、そして地元で超人気のレストラン。ドリンクだけでしたが、その雰囲気は十分味わえました。
レストランでは、Atsukoさんと友人の自然な会話を聞きながら、この地に完全に溶け込んでいることを実感。そして偶然出会った素敵なご夫妻とも話ができました。お二人はクラシックの演奏家で、かつて音楽学校を創立。やがてその学校はイギリス国内に広がっていったそうです。今はリタイアされていますが、その内容を聞いてびっくり! 時間があればもっと聞きたかったです。
そしてさらに驚いたのがAtsukoさんのご自宅。本当に素晴らしい家で、これまでの人生で見た中でも1番のセンスかもしれません。少なくとも私の好みにぴったりでした。
Atsukoさんは今も翻訳・通訳の仕事を続けながら、ご主人ブライアンさんのお仕事をサポート。彼はアンティークカーの販売を手がけていて、所有している車を見せてもらって度肝を抜かれました。とにかくすごい!
今回の1日ホームステイ、11時間かけて行った甲斐がありました。本当にお世話になりました。来年、帯広での再会を約束して別れました。