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Last Journey(62)泣っ面に蜂

 今日はドイツのケルンからオーストリアのザルツブルクへ。朝7:10発の列車に乗り、ミュンヘンで乗り換え、13:21に到着するという、6時間を超える鉄道の旅の予定でした。

 ミュンヘン行きの列車が10分遅れ、乗り換えまでの猶予はわずか8分。降りたホームは13番、乗り換え先は7番。荷物を押して走る、走る。でも、こういう時に限って7番ホームは駅の端っこのさらに奥。息を切らせてたどり着いた先で待っていたのは、なぜか困り顔で立つオランダ人学生3人と、パラパラと集まる人々。――そう、列車はキャンセルになっていたのです。

 次に乗れるのは12:07発の各駅停車。しかも乗り換えあり。ザルツブルク到着予定は14:55。なんと、もともとの2倍近い時間がかかることに。到着したらランチにしようと思っていたのに、こんな日に限ってカメラバッグにいつも帯広で忍ばせているお菓子が入っていない。そんな自分を軽く責めていた、その時、頬に激痛!

 まさかの蜂の一刺し。頬のあたりを狙うとは、なかなかのテクニシャン。これが本当の「泣きっ面に蜂」ってやつなんですね。旅に出る前から「ドイツ鉄道は当てにならないよ!」と何度も言っていたNさん、いまごろ笑い転げてることでしょう。列車と蜂のダブルパンチ。

 そして、話はここで終わらないのが私の旅の醍醐味。ミュンヘンからの列車は、Muehldorf(…どう発音するのかいまだに不明)で乗り換えが必要だったのですが、なぜか1つ手前のAmpfingで降りてしまいました。理由? 列車が遅れていて焦っていたから。時計とにらめっこしていたら、「そろそろ乗り換えだ!」と勝手に勘違いして、ドアが開いた瞬間、思わず降りてしまったのです。

 次の列車は…1時間後。仕方なくAmpfingという静かな町のスーパーでパンを買い、列車の中で寂しく食べました。最終的にザルツブルクに到着したのは午後3時。ケルンのホテルを出たのが午前6時半だったので、8時間半の長旅。さすがに、疲れました。

 

2025.08.07 05:35
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