Last Journey(46)オスロで朝活
すっかり体は帯広時間。ヨーロッパでも3時にパッチリ目が覚めます。「さて、今日も朝活だ!」 日の出の5時少し前に出発。まずはオスロ中央駅前からスタート。駅前で見送ってくれたのが、あの巨大なトラの像。名前は「タイゲレン」。オスロ市の建都1000年(2000年)を記念して作られたらしい。今にも吠えそうな顔だけど、心なしか「いってらっしゃい」と言ってくれた気がした(気のせい?)。
方向音痴の私は、駅前の道をそのまま真っ直ぐ歩くという安定コースを選択。朝の4時台に歩いている人はゼロに近い。冷たい空気は、まるで十勝の朝。いや、それ以上に涼しくて心地いい。今年の十勝が灼熱地獄なだけに、この空気が嬉しい。
しばらく歩くと、その先にはなんとロイヤル・パレス(王宮)が!すっきりとした美しいデザイン。そして入口には衛兵が!しかも若い女性の衛兵。かっこいい。6時になると衛兵交代があるそうだけど、今回は見送り、そろそろ戻ることに。
でも、「同じ道を戻るのって、なんかつまらないな…」。そう、旅とは冒険。というわけで、帰り道は別ルートにチャレンジ。途中でちょっと道に迷ったけれど、そのおかげでホテルの裏側にある思わぬ抜け道を発見。朝活、最後までワクワクでした。
2025.07.29 16:00