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ジャズ魂

帯広の熱いジャズライブを聴き、酒も飲まないのにホロ酔い気分で帰って来きました。メインは十勝のジャズシーンでは欠かせない存在のトランペット奏者、浅倉功一(68)さん。浅倉さんは筋肉が萎縮する難病・筋ジストロフィーを抱えながら、トランペットを20年以上も吹き続けています。
浅倉さんは19歳でプロになり、高橋達也と東京ユニオンなど有名なジャズバンドの一員として活躍していましたが、北海道の環境にひかれ1978年から帯広に住んでいるそうです。この年は私がジョイを始めた翌年になります。当時、帯広の中心街の地下に大きなライブハウスがありました。そこにはディスコ音楽やジャズロックを演奏するバンドが入っていたのですが、その中でひときは目立つトランぺッター兼ボーカルがいました。それが浅倉さんでした
3年前から車イスでの生活を余儀なくされている浅倉さんが、仲間に担がれ超満員の会場に入ってくると、温かい拍手と声援が起きました。一部・二部は浅倉さんの影響を受けたというミュージシャンが中心のステージでしたが、それを横で聴きながら楽しそうにお酒を飲む浅倉さんの姿や表情がとても印象的でした。そして、第三部で弱々しいけど温かいフューゲルホーンの音が響きました。
指が思うように動かない浅倉さんの演奏は、技術というものを超越していました。フレーズごとに拍手が起こるライブは、私には初めての経験でした。歌も数曲披露してくれましたが、特に「マイ・ファニー・バレンタイン」はまるで私が大好きなチェット・ベーカーのようでした。今日のライブはいろいろな意味で生涯忘れることができないものになりそうです。

2005.04.17 23:09
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