2007年の幕開けです。
ジョイも授業再開です。
私の尊敬する秋山仁先生が主宰する「わくわく数学ワンダーランド」で見つけた一文です。秋山先生が1つ1つ手書きで、それに幾何学の切り絵をつけて掲示してありました。
　The mediocre teacher tells.  （凡庸な先生はつたえる）
The good teacher explains.  （良い先生は説明する）
The superior teacher demonstrates.  （優秀な先生はやってみせる）
The great teacher inspires.  （さらに素晴らしい先生はやる気にさせる）
~William Arthur Ward
これを読んだとき、inspireの文字がガガーンと胸を打ちました。うまく説明することも、手取り足取りやってみせることも時には大事だけど、根本は「面白そう！」と生徒に思わせることです。その入り口まで連れて行ってあげられたら、あとは自分で学習していけるのです。勉強は教えてもらうものではなく、自分で試行錯誤しながら学び取るものだったのだ！と気づいたのは大人になってからです。学習に終着点がないのに気づいたのも最近です。学んでいくプロセスそのものに価値があり、意義があるのだ、というのを知ったのもこんなに年をとってしまってからです。でも、楽しいことは続けられる、というのも体験を通してよくわかりました。
そう、先生の使命は「オ！面白そう。もっと知りたい」と思わせることです。今年の私のテーマはinspireです！