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『夢見る水の王国』

寮美千子さんが浦島甲一ウェブサイトを見てメールをくれました。寮さんと言えば、泉鏡花文学賞受賞作家です。最新作は長編小説『夢見る水の王国』。上下2巻で角川書店より刊行というのですから、本当にすごい人になりました。興味のある方はぜひ読んでみてください!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048739506/harmonia-22
寮美千子ウェブサイト:http://ryomichico.net
実はこんなすごい人に浦島甲一のCD-ROM『野の精霊〜十勝野〜』(金羊社)に詩を書いてもらったことがあります。短い言葉の中にそのセンスが光ります。そう思いませんか?
夜明け
百年前 千年前
昇る朝陽のなかで 流れていたように
きょうも川は 静かに夜明けを流れる
海になるために
大地をめぐってきた 無数の小さな歌が
たったひとつの
巨きな歌になるために
精霊の宿る樹
太陽の光で 幹と枝と葉を育み
月と星の光で 魂を育んできた
この樹を見あげる
誰よりも長く
誰よりも遠く
空と大地を見つめてきた
一本のハルニレの木










寮さん、深いですね。私ももう少し考えながら写真を撮らないとだめですね。私の場合は、せっかくそこに行ったからには何か撮らないと、なんて気持ちがまだあります。これじゃダメですね。修行が足りませんね。
N43°さま 浦島さま
写真の方が実物よりいいということ、往々にしてありますよね。
一番美しい瞬間を狙っているから、ということ、もちろんあると思います。
その一瞬を捕らえるために、莫大な時間が費やされているのでしょう。
その時間まで含めて、きっと写真は美しいのでしょう。
そしてそれは、その場所が、物が、人が持っているもっとも純粋な魂を写しとっているのかもしれない、と思うのです。
浦島さんのお父様は、きっとその魂を透視できる心を持っていらっしゃったのかもしれません。
だからこそ、それを写真に写そうと思われたのかもしれない。
なんて思ってしまいました。
N43さん、指摘の通りハルニレは写真で見る方が美しいときが多いです。それはなにせ一番いい時間帯で撮っているからです。でも夜明けに行くとその都度感動があります。今度はぜひ夜明け前に行ってみてください。寮さんの小説もぜひ読んでください!
寮さんのコメント読ませていただきました。
「ハルニレの木」は かなり前 浦島先生のお父様の写真を見てから 実物を見に行きました。それが写真のほうが よかったのを覚えています。いまこうして ウエブサイトであらためて見ると 感動がよみがえってきます。
十勝の自然は 素晴らしいですよね。 ずっと 住んでいるとわからないんですが、たった数時間の同じ札幌に長く住んだ後 十勝に帰ったときに 自然のすごさに感激しました。それも 然別湖がそうでした。四季によって また一日の時間帯によって 美しさが変化するんです。夜は星の満点と静けさ、それから 今は全滅の危機にさらされているというシマフクロウの泣き声など 忘れられません。
今度 一時帰国したら ぜひ本を読ませていただきます。
寮さん、なるほどそうですか。私の授業も3秒で評価されるのかもしれませんね。恐ろしいです。がんばらなくちゃ!
いいものって、一瞬でわかります。
映画だって、テレビで放映されているもの、
3秒見たら、つまらないものはすぐわかる。
いいものは、目が離せなくなる。
浦島さんのお父さまの写真は、
それがどれだけすてきなものがか、
ほんの数枚見れば、きっとだれにでもわかります。
それが芸術の力です。
いまもその作品の輝きは、変わらない。
馬が走ってくる写真なんて、
音とか響きとか、空気の匂いも感じそう。
忘れられません。
寮さん、コメントありがとう! 然別湖が出てくるのですね。みんなに言います! そう言えば、CD-ROMが出ることになったきっかけは、寮さんが一言「この写真いい!」と言ってくれたのでしたね。それで正式に決まりました。寮さんの感覚もすごいと思いました。なにせ父の写真を10枚ぐらい見て言ってくれたのですから。
ハルニレの木、残念ながら、実物は見ていないのです。
でも、みなさんにあちこち案内していただいて、
夏も冬も、十勝の大自然を満喫させていただきました。
浦島さんのお父さまの写真、感性が若々しい。
そして、空気感まで漂う迫力。
ほんとうにすてきです。
十勝で見た風景に、写真のイメージを重ね、
インスパイアされて、詩を書かせていただきました。
「夢見る水の王国」には、十勝の風景も出てきます。
冬の湖は、然別湖。広々とした牧草地もそうです。
ぜひ、読んでみてください!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048739506/harmonia-22
N43さん、寮さんはハルニレの木まで行ったことがあるかどうかは分かりません。たぶん、父の写真を見て書いてくれたのだと思います。
『精霊の宿る樹』の詩 いいですね。
空と大地を見つめてきた
ピッタリです。
実際にハルニレの木をごらんになったことがあるのでしょうか。それとも 浦島甲一氏の 数々の素晴らしい写真からですか。